ウクライナの若者の間で戦争の残骸を片付けながらテクノを聴く「クリーンナップレイヴ」が流行っている件

ウクライナ

ウクライナの若者の間では戦争の残骸を片付けながらテクノを聴く「クリーンナップレイヴ」が流行りなんだそうです。阿波踊りの「えらいやっちゃ」の感覚に近そう。ひとつの文化が生まれる瞬間ってこういう感じなのかも。 #GodBlessUkraine とツイートしたところ、バズったので、改めてblogで解説します。

動画はDW Newsのツイートを引用リツイートしたものです。Deutsche Welle(ドイチェ ヴェレ)はドイツでラジオ、テレビ、インターネットでの放送事業を国際的に行なっている団体です。

本体サイトで記事は見つけらなかったですが、他のサイトで似た記事がいくつかありました。

edm.com

ウクライナの慈善団体Repair Together

動画20秒あたりに登場するグラサンのお姉さんTatyana Byrianova さんはボランティア団体「Repair Together」のメンバーです。主に20〜30歳の若いウクライナ人によって組織され、ロシア人によって最も被害を受けた地域のひとつ、ウクライナ北部での復興活動をされています。上記の動画はYahidne(ヤヒドネ)です。

この場所はヤヒドネかどうかわかりませんが、ウクライナの小さな村での瓦礫清掃活動はこんなふうにされているようです。

We came here and wanted to support people who survived after the Russian occupation

「私たちはここに来て、ロシアの占領後に生き残った人々を支援したかった」と話されています。

こちらの記事によれば、一部の外国人ボランティアはポルトガル、アメリカ、ドイツなどから到着した人たちなのだとか。

Volunteers in Ukraine organise 'rave' clean-up parties
Young Ukrainians are organising 'rave clean-ups' so they can introduce a little enjoyment into cleaning up homes damaged...

阿波踊りの「えらいやっちゃ」

阿波踊りの「えらいやっちゃ」は諸説あるみたいですが、関西弁の「えらいこっちゃ」と解釈しました。以前、阪神淡路大震災で建物が倒壊した人の話を聞いたときも、「笑うしかない」と言っておられたので、こんな状況だけど踊らないと損だという感覚なのだろうという推測です。

瓦礫を掃除しながらテクノで踊る文化のはじまり

しんどい状況もテクノやダンスが少し緩和してくれているのだと感じました。

ウクライナで暮らす人たちが少しでもはやく平穏に暮らせるように祈ります。

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