映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」を見に行った感想日記

目の見えない白鳥さん、アートを見にいく

大阪・十三のシアターセブンにて東京ドキュメンタリー映画祭 in OSAKAに参加。映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」を鑑賞。全盲の人の生活を考える貴重な機会となりました。

まずタイトルからして秀逸だった。「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」。「どうやって?」と空想が広がり、気になる。気になるけどちょっと予告編で知らせてくれている。

ただ、映画の冒頭から「僕は目の見えない人のことをぜんぜんわかっていなかった」と感じたいくつかの描写があった。ネタバレになるので書かないけれど、ちょっとわかっているつもりだったので余計にそう思った。

「対話のある家」積水ハウス × ダイアログ・イン・ザ・ダークを体験した

「対話のある家」積水ハウス × ダイアログ・イン・ザ・ダーク を体験してきました
PRリンクの土井さんにお誘いいただき、住ムフムラボで開催されている「対話のある家」積水ハウス×ダイアログ・イン・ザ・ダークに参加してきました。

・ピッコロシアターの音声ガイドつき演劇公演に参加した

ピッコロシアターの音声ガイドつき演劇公演に行ってきました(体験レポート)
赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス。視覚に障がいのある方の鑑賞をサポートする音声ガイドつき公演に行ってきました。

これらの自分の経験ではぜんぜん本人たちの声を聞いているようでフワッとしか聞いてなかったように感じる。反省。

兵庫県の起業家向けライティング講座でお話した際、全盲の方が参加されて、スクリーンに映し出されるGoogleスライドを脇汗かきながら説明したときの、「今まで何見てたんだろう? この説明で大丈夫?」という、急に視界がグニャッとなる感じをアート作品を通じて楽しく昇華する方法(発明)をされていて(少し上記の予告編で見れます)、自分が今取り組んでいる、社会課題の輪郭を伝える活動に役立つように感じました。

書籍「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」はまだ読めていないので、また一冊読みたい本が増えました。

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく | 集英社インターナショナル 公式サイト
2022年Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞受賞! 見えない人と見るからこそ、見えてくる! 全盲の美術鑑賞者、白鳥さんとアートを巡るというユニークな旅が始まった。アートの意味、生きること、障害を持つこと、一緒に笑うこと。...

あと、映画に登場する白鳥さんのお友だちみんなが温かいことや、途中で挟まるアニメーションも考える補助線になっていいなあと感じました。これはもう、お値打ちの映画です。上映スケジュールは下記のサイトで見れますよ〜。

映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』公式サイト
「見えないアート」と「生きた会話」を追った、発見と冒険のドキュメンタリー

爆速で書いたので文体がバラバラですが、日記なので気にしないでください。

狩野 哲也

編集者・ライター・著者|著書「まちのファンをつくる 自治体ウェブ発信テキスト」学芸出版社|社会課題の周辺で執筆編集|「サロン文化大学」「サロン文化舎」代表

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