「シェア」で所有の感覚が変化していく社会になる。


greenz.jpの記事「あなたは『コラボ消費』という新しい価値観を説明できますか?15分のTED動画で学ぶ《シェア》のコンセプト」で読んだのですが、ベストセラー『シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略』の作者であるレイチェル・ボッツマンさんは、TEDxSydneyで、我々は「本能として共有することを求めている」と語りました。ZipcarやSwaptreeのようなウェブサイトが、人間の行動に与える影響についてのお話です。日本語字幕つきの動画でその講演を見ることができます。

なるほど!と思ったエピソードは車の話です。アメリカで車を維持するには、年間8000ドルが必要です。でも1日のうち23時間は車に乗っていません。そこに目をつけたのはzipcargogetなどのサービスを展開する企業です。

Zipcarは近隣の方々と車をシェアするサービスです。このサービスをはじめる前の実験で、実験に参加したメンバーは本当に必要なときにだけ自動車を利用したことによって、体重が落ちたそうです。ガソリンの量が減り、大きな維持費を支払う必要がなくなってきます。

イギリスでは作物を育てたい人に庭を貸してあげるシェアサービスlandshareがあります。

CD、DVD、ゲーム、本などのブツブツ交換サイトswapもあります。見知らぬ人同士が信頼する方法として、取引を問題なく行っているかどうかの痕跡がサイトに蓄積されていきます。553回の取引を問題なく行っている。だからこの人は信用に値する、となるわけです。かつての消費システムにはこういった評判基準は必要ありませんでした。

「人々はCDがほしいのではなく、中に入っている音楽が聞きたいのです。モノが欲しいのではなく、モノがもたらしてくれる経験が欲しいのです」とレイチェル・ボッツマンさんは言います。

まとめ:
コラボレーションすることが前提のライフスタイルに社会が変わっていけば、大量消費はなくなっていくし、所有の感覚が薄れていく社会になり、スネ夫からラジコンを借りたジャイアンも、みんなでシェアしようぜ!というノリになれば面白くなると思います。